籐工芸・バスケタリーひとすじ 36年   青木嘉子   

東御市と上田市で5講座を開講しています




 籐工芸を始めたのは,子育ての真っ直中だった36年前です。夜間講座なので受講を躊躇(ちゅうちょ)していると,主人が「やってみたら」と背中を押してくれました。家事に追われ遅刻しがちでしたが,とにかく休まずに通いました。
 その後,東京に出向いて籐工芸界の最高峰吉保靖子,長谷川正勝両氏に師事。そこで覚えた技法は眠る時間を割いて,おさらいしたものです。

 1983年,知人の依頼で,実家近くの旧丸子町の公民館で籐あみ講座を開いたのを皮切りに,各地の公民館,学校,長野県ときめき学級で講師を務め,これまでの延べ受講者数はざっと2千人超です。現在は,地元・東御市と上田市で5教室を開講しています。


         2016年7月 東御市文化会館での作品展

技法を駆使し,芸術性に富む作品を目ざす

籐工芸は,作品によって材料は皮藤や丸藤,丸芯,竹などを,使い分けます。色も多彩で,素材だけでも豊富です。
 加えて,技法の五大要素である「組む」「巻く」「結ぶ」「かがる」「編む」のそれぞれに,多種多様な手法があります。素材,技法の組み合わせで,表現は自在に広がります。このような籐工芸の奥行きの深さが,さらなる創作意欲をかきたててくれます。
 これまでにかごやバッグ,家具,アクセサリーと,暮らしで使える実用品を制作する傍ら,公募展にも積極的に出展してきました。

 2003年に「バスケタリージャパン」(日本バスケタリー作家協会主催)で初入選して以来,2年に一度開
催される同展に3度続けて入選を果たしました。日本バスケタリー作家協会会員となった現在は,さまざまな技法を駆使し実用性はもとより,芸術性に富む作品づくりを心がけています。

 常にきっちりと丁寧に作るのが私のモットーです。細部まで手を抜かない姿勢が,作品の完成度を高め,見る方や使う方に高く評価していただいていると,ささやかに自負しています。

 

  

夢追い人にささげる  

 夢を捨てない人が雲の向こうに行ける・・・・・・・・・・・・

  (準備中)

 テスト 2018/02/18

 






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