籐を編む−(作成中)


                    

−−,編む,見る,飾る,そして使えるという4つが,籐工芸の魅力です。
 籐工芸は編む楽しさとともに,できあがった作品を身近に置き,飾ったりしての見る楽しさがあります。また,日常生活で使えるという,暮らしに役立つ実用性をもちます


 籐工芸                           


 籐工芸(とうこうげい)は,籐のみならず,竹,アケビやヤマブドウのような木のツルと,さまざまな種類の素材を使い分けて,カゴやバッグ,さらには身体を飾ったり部屋を飾るアクセサリー,インテリア,イスやテーブル,広範に及びます。
 


 籐−ヤシ科の植物                             

                     




 籐(トウ・rattan)は,ヤシ科のつる性植物でインドネシア,マレーシア,ベトナム,タイといった東南アジアの熱帯雨林地域のジャングルに自生します。籐の表面にはトゲがあり,長さ200メートル超のものもあります。
籐は曲げに強く,丈夫であることから古くから生活用具や住居の柱組みの継ぎ目にしばり止めの材料として使われてきました。


籐は暖かく湿気の多い熱帯雨林地域に自生するヤシ科の植物です。

    出典:『リビング籐工芸』 吉保靖子著 学習研究社刊


  籐工芸の素材−−皮籐と丸芯

 籐のツルに空洞はなく,5つの道管状になっています。 籐には外側から5枚の皮がついており,1番目がトゲのある外皮,2番目が外表皮,3番目はKURITと呼ばれる外表皮,4番目が薄皮のKURIT,そして,5番目の皮が皮籐として使われるSEGA(セガ)です。皮籐は繊維が緻密で,細割りができる高級皮です。5番目の皮,皮籐を剥いだ後のSEGA(セガ)の中身が丸芯です。



    出典:『リビング籐工芸』 吉保靖子著 学習研究社刊


 皮籐−−ツルの中心部分



 5番目の皮が皮籐です。皮籐は繊維が緻密で,細割りができる高級皮です。



  

丸芯
  丸芯は5番目の皮皮籐を剥いだ後のSEGA(セガ)の中身です。2ミリ,2.5ミリ,3ミリなどの太さに加工してあります。





籐技法の五大要素 -「組む」「巻く」「結ぶ」「かがる」「編む」−                  

 



 籐工芸の技法の五大要素である「組む」「巻く」「結ぶ」「かがる」「編む」のそれぞれに,多種多様な手法があります。素材,技法の組み合わせで,表現は自在に広がります。このような籐工芸の奥行きの深さが,さらなる創作意欲をかきたててくれます。
 
 籐工芸の技法は編み方,組み方,結び方,かがり方,そして巻き方の五大要素を組み合わせると約2000種類に及ぶと言われています。このように技法が多岐にわたるのも,籐工芸の大きな魅力です。.



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   編み方・六角かご目編み       




     

 六角かご目編み−−籐編みの基本技法の一つ
 
 六角カゴメ編みは,まず6本の皮籐で正六角形を作ります。この編み方を基本とし,複雑な重ね 模様を作れることから,応用範囲も広くよく使われている編み方の一つです。

                   





 
 
 
 
 
 
 
 














編み


くもの巣編み













 



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  (準備中)

 








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