籐工芸技法 五大要素の一つである」「編む」には,多種多様な手法があります。素材,技法の組み合わせで,表現は自在に広がります。
六角かご目編み −
六角カゴメ編みは,まず6本の皮籐で正六角形を作ります。この編み方を基本とし,複雑な重ね 模様を作れることから,応用範囲は広くよく使われている編み方の一つです。
編み方−−
皮籐は繊維が緻密で,細割りができる高級皮です。
六角カゴメ編みの花かご @ 6本の皮籐で正六角形をできるだけ小さく作る。 A 2周目からは右回りに綾返ししながら編む。 B 3周目も同じように編む。 C 別の皮籐で六角の角は5角形を作りながら
編み進む。D 次の周からは全部六角で好みの段数を編む。 E 内側のたて芯を内、外、内と始末する。 F 外側のたて芯も内、外、内と始末する。 G 皮籐の手を付ける。 @BC
丸芯
丸芯は5番目の皮,皮籐を剥いだ後のSEGA(セガ)の中身です。2ミリ,2.5ミリ,3ミリなどの太さに加工してあります。
籐工芸の技法の五大要素である「組む」「巻く」「結ぶ」「かがる」「編む」のそれぞれに,多種多様な手法があります。素材,技法の組み合わせで,表現は自在に広がります。このような籐工芸の奥行きの深さが,さらなる創作意欲をかきたててくれます。
籐工芸の技法は編み方,組み方,結び方,かがり方,そして巻き方の五大要素を組み合わせると約2000種類に及ぶと言われています。このように技法が多岐にわたるのも,籐工芸の大きな魅力です。.
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網代編み |
六角かご目編み−−籐編みの基本技法の一つ
六角カゴメ編みは,まず6本の皮籐で正六角形を作ります。この編み方を基本とし,複雑な重ね 模様を作れることから,応用範囲も広くよく使われている編み方の一つです。
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編み
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(準備中)